京王電鉄1000系 5次車と6次車の違い

 京王電鉄井の頭線1000系1033F搬入時に『6次車 1783編成』と印刷された紙が非常口扉の窓上部に貼ってあったが、現在搬入中の1034Fにも『6次車 第9(最終)編成 1784編成』という紙が貼られている。
 「1020系」の搬入でこのような張り紙があったのは、2010年に搬入されたこの2編成だけだ。

1000系6次車 クハ1784 「1020系」は年度で次車区分が分けられているようである、6次車は2009年度導入分の1026Fからとなる。

  • 5次車 2008年度分 1021F~25F 計5編成
  • 6次車 2009年度分 1026F~34F 計9編成‘

 5次車と6次車の差異については大きな違いは無い。しかし、細かな違いを見つけることができた。たとえば顔。

 5次車 1023F

 6次車 1030F
 顔をじっくり比較してみると、ある部分の仕上げの違いを発見できるでしょう。

1020系6次車 6次車どうしの並び
 答えは前面の下部。1023Fの裾にはわずかな段差があり、1030Fはまっすぐになっている。説計変更もしくは製造方法の変更が行われたのかもしれません。
 そのほかにも細かい所を比べていけば違いが見つかるかもしれません 🙂