京王資料館(京王電鉄平山研修センター)特別公開 – 2010年4月4日

2010年4月4日、日野市主催の第五回平山季重まつりのイベントで、通常非公開の京王資料館が特別公開された。

京王帝都電鉄5000系 クハ5723 保存車 京王研修センター
▲京王5000系 クハ5723。車内も公開されていた。

京王帝都電鉄2010系 デハ2015 保存車 京王研修センター
▲伊予鉄道で800系として活躍、銚子電鉄では2000形として活躍予定の京王2010系。

関連でこちらもどうぞ。
銚子電鉄 2000形2001F

伊予鉄道800系826編成

京王帝都電鉄 デハ2410 保存車 京王研修センター
▲デハ2410。外から車内を覗いてみたところ天井の塗装が剥がれ落ち、床に散らばっていた。
ふみ切戦士シャダーン
▲こんなところで国鉄広島鉄道管理局開発のMS、ふみ切戦士シャダーンを発見ww

シャダーンとこんな所で出会うとは思わなかったw

平山城址公園に着いたと思ったらバスが発車、次のバスは20分後。とりあえず資料館に向けて歩くとバスの発車時刻には到着できた。
展示時間は日野市サイトと資料館入り口でもらったリーフレットでは14時30分となっていたが、15時まで公開されており予定よりゆっくり見学できた。
展示物も話で聞いたとおりかなり充実していた。濃い。車両部品はもちろん、以前使われていた備品なども展示されている。

車両は上の写真のとおり、クハ5723,デハ2015,デハ2410が展示されている。
クハ5723は車内、乗務員室が開放されていた。「5000系」に乗るのは実に14年ぶり、乗務員室後ろに座席がある車両はいい。

スタッフの方に、廃車後も車庫で留置されている車両を展示する計画はあるのでしょうか?と聞いてみたところ、正式にはそのような話は無いとのこと。
だが噂はあるようだ。
新たに車両を展示するにも線路の敷設や車両の輸送だけではなく、維持するにも再塗装費用や修繕費がかかるから大変だそうだ。
保存、と言うのは簡単。それを維持するということの難しさが分かった。

京王帝都電鉄6000系 6017F 準特急 北野行
▲北野行き準特急が6000系10連で運転されていた。

9004Fの脱輪により廃車を免れた6017Fだが、一部車両の輪軸が交換されていた。まだしばらく6000系の活躍を見れるのだろうか。