17日にスカイアクセス開業なので更新。
2010年5月20日、京成新スカイライナーAE形の搬入が宗吾参道駅近くの宗吾車両基地にて行われた。
当日はAE形の最後の2両、AE7編成のAE7-7とAE7-8が搬入された。
日本車輌製のAE形は豊川から甲種輸送で最寄りの千葉貨物駅に運ばれてくる。
JRと京成は軌間が異なるため輸送用台車を履いての甲種輸送となり、
千葉貨物駅から宗吾車両基地間で陸送が行われる。
東急車輌製のAE形は横浜製作所から陸送となる。
AE7-8は再び吊り上げられ、台車を人力で車体の下へ運ぶ。
台車が雨で濡れないようにオレンジのシートがかけてある。
台車に車体を乗せる直前が最も緊張感が伝わってくる。
作業員とクレーンオペレータが息を合わせ、車体と台車の位置を微調整ながら車体と台車が一体となる。
各種部品が取り付け終わったAE7-8が人力で動かされる。
続けてAE7-7の搬入を行うためだ。
40トンの電車は人力で動く。
エア音がしてから止まったからブレーキ装置を作動させていたようだ。
AE7-7の搬入作業に取りかかる。バックでクレーンのもとへ移動する。
作業も終盤に。作業員氏が台車下に潜り込み最後の仕上げを行う。
台車を撮ってみる。住友金属製SS170M。
ボルスタレス台車でヨーダンパと軸ダンパが付いている。
制動力確保のためM台車に車輪ディスクブレーキが付いていて、新幹線の台車のような外観。
AE7-8をAE7-7に連結し作業終了。皆さんお疲れさまでした。