写真左の北陸鉄道8801Fの種車は井の頭線3000系3001Fの両先頭車。昭和37年東急車輛製。
写真右の8802Fの種車は元3002Fの両先頭車で昭和38年東急車輛製。両編成共に平成8年京王重機改造。
内灘駅では片開きドアの3000系末期の富士見ヶ丘検車区を思い出す並びを見ることが出来ました。
それでは、もうじきデビューから50年を迎える北国の3000系に乗ってみましょう。
ワンマン機器が追加された以外は京王時代の雰囲気を残す車内。
電装化に伴って床下点検蓋が設置され、台車はPIII-703からTS-801に交換された。
内灘の検修庫では発生品と思われるパイオニア台車が仮台車として再利用されている。
ファンデリアは青系の色に塗装されてた。中央部の「バンザイマーク」は塗りつぶされている。
パンタグラフ増設部の冷房吹き出し口は板で塞がれている。
乗務員室後方は荷棚と座席が撤去され、運賃箱と車椅子スペースが設置された。
3001F・3002Fは側面方向幕が無かった。8800系に改造される際に側窓に幕機が設置された。