京王電鉄井の頭線3000系3029F クハ3779, 3019F クハ3719 廃回搬出陸送 – 2011年7月19日~21日

2011年7月19日から21日にかけて京王電鉄井の頭線3000系3029Fクハ3779と3019F クハ3719の搬出作業が行われた。
今回搬出された2両は京王重機北野事業所へ陸送された。
京王電鉄井の頭線3000系3029F クハ3779, 3019F クハ3719 搬出
京王×伊予鉄 夢のコラボレーションが永福町で実現。

クハ3719は無線やプレートが撤去されておらず長期留置時と変わらず。
北野へ持っていったということは保存のために整備されるのだろうか?
伊予鉄行きのクハ3779については先日搬出された譲渡車同様、一部部品が撤去されていた。

クハ3779-クハ3719 搬出回送準備 2011年7月19日

京王電鉄井の頭線3000系3029F クハ3779, 3019F クハ3719 廃回
富士見ヶ丘の遊歩道を歩いていて、車庫を見ると3779と3719の2両編成が出来上がっていた。
「軽量車」と「非軽量車」の連結が一時的に復活。
クハ3779は車体番号などのプレート類や無線アンテナが撤去されていたが、
クハ3719については方向幕が各停渋谷から白幕に変更された以外、特に変化は無いと思われる。

京王電鉄井の頭線3000系3029F クハ3779, 3019F クハ3719 廃回
クハ3779の前面幕も白幕。クハ3719に取り付けられていたすっかり色あせた移動禁止合図はクハ3779に。
このあと1030Fと連結した。

クハ3779-クハ3719 搬出回送 2011年7月20日

京王電鉄井の頭線3000系3029F クハ3779, 3019F クハ3719 廃回
1030Fに牽引推進され6番線で開放されたクハ3779-クハ3719。
コルゲードの本数や水切りの有無など、車体構造の違いをじっくり観察できた。

京王電鉄井の頭線1000系1030F 回送
1030Fの回送。
大型の台風が接近していたが搬出回送は行われた。
搬出はクレーンを使うので明日の天気が気になる夜だった。

クハ3779 クハ3719 搬出 2011年7月20日

京王電鉄井の頭線3000系3029F クハ3779, 3019F クハ3719 搬出
翌朝天気は曇りだった。2両編成が切り離されクハ3779は人力で渋谷方に動かされた。
搬出作業はクハ3719から始まる。

京王電鉄井の頭線3000系3029F クハ3779, 3019F クハ3719 搬出
搬出作業はラフター一基で吊り上げられる。トレーラーを手押しで車体下部へ。

京王電鉄井の頭線3000系3029F クハ3779, 3019F クハ3719 搬出
3779が搬出場所へ人力で動かされると、伊予鉄の新型セレガが給油に!
伊予鉄の新型セレガは空港リムジンバスでしか乗ったことがないですねぇ。

京王電鉄井の頭線3000系3029F クハ3779, 3019F クハ3719 搬出
クハ3779も吊り上げられる。ゴゴゴゴと勢いつけたら何処かへ飛んで行きそうな角度。

京王電鉄井の頭線3000系3029F クハ3779, 3019F クハ3719 搬出
クオンの荷台に台車が積み込まれ、作業も終盤へ。

京王電鉄井の頭線3000系3029F クハ3779, 3019F クハ3719 搬出
線路と垂直になるように構内を移動する。

京王電鉄井の頭線3000系3029F クハ3779, 3019F クハ3719 搬出
3779が定位置に。このあと3719が隣に並んだ。

京王電鉄井の頭線3000系3029F クハ3779, 3019F クハ3719 搬出
3719の顔は進行方向とは反対側に。なんとか天気は持って作業も無事終了。

クハ3779-クハ3719 陸送 2011年7月21日

京王電鉄井の頭線3000系3029F クハ3779, 3019F クハ3719 陸送
八王子市内は霧雨が舞う。脇を通る車のブレーキランプが路面に反射する。

京王電鉄井の頭線3000系3029F クハ3779, 3019F クハ3719 陸送
暗闇の中を行くスーパーグレートのヘッドライトに雨粒が反射する。

京王電鉄井の頭線3000系3029F クハ3779, 3019F クハ3719 陸送
無事2両が到着。クハ3719は保存されるのか気になるところ。