2011年8月18日から20日にかけて、東西線05系04F・05F・12Fの3編成30両が川崎港で貨物船に積み込まれた。
30両はインドネシアのKCJ(PT KAI Commuter JABODETABEK)に譲渡される。
HHL HONG KONG (ex. BELIUGA SHANGHAI)に積込まれる05-105号車。
続きは先頭車の作業の様子を中心に紹介。
トラッククレーン2基で05-104を台車ごと吊り上げトレーラーに載せます。
胸の高さぐらいまで吊り上げていました。台車と車体裾には当て木をしてあります。
マルチトレーラーに積み込まれた05-104はビッグサムに牽引され船の近くまで横持ちされます。
回送幕で搬出された05-104ですが日本橋行きを表示していました。
手動で前面幕だけ動かすとエラーが出て方向幕の指令操作が出来ないとか。
非常口窓には川崎港のイニシャルであるKと書かれた紙が貼られています。
またこの日は土砂の積み込みも行われておりクオンのタンプが構内を頻繁に行き来していました。
ダンプ、ホイールローダーやクレーンが忙しく働いている向こうで吊り上げがはじまりました。
船の船首を見ると何やら空飛ぶ絨毯に乗った乗組員が文字のレタリングをしています。
入港時はBELUGA SHANGHAIと書かれていましたが、なぜか3文字目のLを除いて文字が消されました。
そういえば側面のBELUGA PROJECTの文字も消されています。
独BELUGA SHIPPNG社から独Hanza Heavy Lift社に譲渡され、船名がHHL HONGKONGに変更されたようです。
だから前船名と共通する3文字目のLだけ消されなかったようで。
逆向きにトレーラーに積まれた05-005は編成の向きを揃えるため吊り上げ中に向きが180度変えられました。
そのためか四隅に緩衝材が取付けられました。
そういえば構内に港湾労働者でもマニアでも無さそうな方の姿が見えましたが、新聞記者だったようです。
地下鉄車両:30両、インドネシアへ 川崎港で船積み /神奈川