2011年8月22日、1305編成と1307編成が高松港で水切りされた。
8月20日に大黒ふ頭で船積みされた4両は無事高松港へ到着しました。
東京からサンライズ瀬戸に乗り高松へ。結局寝付いたのが蒲郡付近で目覚めたのが姫路。
寝足りなかったので二度寝を試みるも寝付けなかったので、前日買い込んだ朝食を食べ、横になりながら過ごしました。
車窓から瀬戸内海を望むと四国入り。多くの乗客は坂出駅で下車していました。
高松に到着したら荷物をコインロッカーに預け、レンタサイクルを借りて高松港へ向います。
レンタサイクルは、放置自転車を撤去したママチャリやシティサイクルを再利用しているらしく車種も雑多。
どの自転車にしようかと選んでいるときに気づいたのが、変速機が無く、荷台は撤去されているということでしょうか。
というわけでBS製でシマノハブが組み込まれたママチャリに決めました。
24時間100円という安さは魅力。さらに市内のどこのサイクルポートでも返却できるので便利。
こういったレンタサイクルが全国で普及するといいのですね。
ママチャリ漕ぎ漕ぎ水切り場所へ。だいたいの場所は分かっていたのですが具体的な場所は知らないので道に沿って走ると、クレーンのブームが二つ見えたのでそちらへ向います。すでに台車を積んだトラックが道路ですでに待機しており、岸壁を見ると車体を積んだ船が係留されていました。
敷地外の門付近で待機していると、Kucing氏と京急好きのM氏に紹介していただいた西日本特派員K氏と落ち合うことができました。
まず1305号車がオルターとトラッククレーンに相吊りされ貨物室から水切りされます。
高松の陸送は日通神戸重機建設支店さんのチームが担当です。
1305号車は先頭部が後方になるようにトレーラーに載せられました。
このクオンのフロントバンパー部には連結器が取り付けられています。
敷地外で撮っていたのですが、関係者の方からお声をかけて頂いたので中へ。
作業の邪魔にならず安全な場所から撮影します。
タダノのオールテレーンクレーンとKATOのトラッククレーンの相吊り。
地上ではトレーラーを所定の位置へ動かしています。
慎重にトレーラーへと下ろされます。
メルセデスベンツのトラクタを期待していたのですが、2台とも日デのクオンでした。
細かな位置決めが行われた後トレーラーに載せられレバーブロックで固定されました。今夜の陸送は1305編成の2両です。
午前中の作業も終わったようで、作業員の続々が出て行き、昼休みの雰囲気でしたのでK氏とで近くのセルフうどん屋さんへ。
店内には行列が出来ていましたが回転がよく自分の番がすぐやってきました。暑かったので冷やしを注文。本場のうどんはコシがあってウマー。
ぞぞーっとうどんをすすり高松港へ戻って来ると、地元紙の記者の方が取材に来ていたので一緒に北側へ移動しました。
K氏が新聞記者の方に取材されて、今回やって来た4両について丁寧に説明すると、記者の方はボールペンを走らせて内容を取材ノート書き落としていました。
K氏の豊富な京急知識に圧倒されていると1307が水切りされました。
記者の方は逆光を心配していましたが、丁度雲が出てきてこんな感じに撮れました。
翌日発送分の2両はウマ掛けされ仮置きされました。
車体は船で、台車は20トントラック4台に載せられ陸路で運ばれてきました。