2011年9月20日から22日にかけて、東京メトロ千代田線6000系6106Fが東京木材埠頭へ陸送された。
作業初日の6006の前面にハシゴがかけられ作業員の方がするする上っていきます。
1月以来久しぶりに行われた6000系陸送。初日はGoldhoferに載った6606号車から発車。
作業員が妻面のハシゴをつたって屋根の上へと登っていきました。
地上の作業員が竿を用いて電線を持ち上げを高さを上げ、トレーラーが車庫の敷地から公道上へ。
冷房装置と電線の間隔を見張るために作業員は屋根上に登ったようです。
最初の電線は無事クリア。
ぱっと見普通の中間車ですが一対のライトが付いた中間運転台付きの6606。
一度は中間運転台を先頭に走っている姿を見てみたいものです。
運転台撤去車とか中間車化改造車とか個人的にそそりますね。
6606号車は出発前の点検をし、木材埠頭へ向けて発車していきました。
この後は6706号車、6806号車、6906号車が出発しました。
そしてお待ちかねの先頭車6006。トラクタの照明で前面が明るく照らされています。トレーラはトーヨー5軸。
搬出初日は前面がトラクタ向きに積み込まれるので出発するまでバルブ撮影ができます。
今回の輸送はGoldhoferのコンビネーションと小川建機さんと東日本産業輸送さんのトーヨー3軸、このトーヨー5軸で運ばれました。
新潟のように鉄道車両輸送用のヤッコに台車ごと載せて運ぶ輸送形態は見られませんでした。
電線をクリアし道路へ。6006の陸送に差し掛かると雨が強くなってきました。
新型スーパーグレートの青白いHIDの光線が雨に反射して乙です。
なんと!銀座線の陸送も同じ夜に行われ、計7両の地下鉄が輸送されました。
銀座線の陸送は台風の接近で千代田線の時より強く降って困りましたョ。
さて千代田線6106F陸送最終日。6506号車から運ばれていきます。
今回、屋根上には作業員の姿はありません。車体と接触しないと判断されたのでしょう。
6506はトーヨー5軸に。いつ見てもいいですね中間運転台車は。
6406~6206号車は例によって省略。中間車はやっぱり人気がありませんから。
電線とクーラーの間隔はこのような感じです。(ノイジーで分かりづらいですが)
この後、道路上で点検が行われこのトレーラーの場合は車高が入念に計測されていました。