2011年11月13日、乗務区作成HMを取付けた京王井の頭線3000系が11運行に充当された。
3・6・13日で運行されたヘッドマーク付の3000系。これがさよなら運転になってしまうのでしょうか。
HMは前回と同じく乗務員氏デザインの物でしたが、今回はイラストHMが3778に、ローレルHMが3728に掲出されました。
東松原を発車。サボ掛けフック付方向幕枠のクハ3728を先頭に吉祥寺へ。
なぜかこのクハ3728とクハ3729、クハ3772は廃車発生品と思われるフック付の枠に交換されています。
クハ3722については伊予鉄譲渡の際に3018Fの発生品と思われる枠と交換され、クハ3722と同じ外観になりました。
クハ3728とクハ3729も改造ついでに交換されるのか個人的に注目してみたいところであります。
夕刻の吉祥寺では多くのファンに迎えられ入線した3000系を腕を伸ばして撮影。
いつからか運行番号札の掲示が無くなりました。確か乗務区が新しくなった頃だったと思います。
それ以前は札無しで3000系が走っていると運用乱れがあったという手がかりでした。
朝の入庫の機会を逃した3000系をよく撮りにいきました。遅延の原因になるので昼頃には車交されたりとか。
あと、無線の改修で運行番号設定機も使用中止に。現在は黄色いテプラが貼ってあります。
末期にも関わらずTNSのモニター類も交換されたので運行番号の設定はTNS上で設定するようになったのでしょうか。
そういえば3014Fの最終運行から7年、吉祥寺も駅の改築工事やターミナルエコーの解体等で変化しています。
吉祥寺は耐震化工事で線内唯一のラダーマクラギとなっています。7年前は省力化軌道工事が本格的に始まった頃でしたっけ。
駅舎も永福町・西永福・久我山が立派な橋上駅舎になりましたね。井の頭公園と池ノ上も駅が新しくなりました。
2004年11月14日。7年前の吉祥寺。
最後までステンプラを保っていた3014F。この日はデワ5000の撮影会も行われ古き良き京王車の節目になりましたね。
13F〜15Fは外観はステンプラのままで、車内は化粧板・床敷物・シートが交換されリニューアル車と同等でした。
12Fはバケットシート化のみで、3011F以前の車内は原型を保っていたかと。
当時、3011F→12F→15F→13F→14Fの順番で廃車されたので、この14番編成同士並びを見る事ができました。
廃車順の入れ替わりやライトブルーの3000系が最後まで残ったのを見ると3014Fの末期と重なる部分があるかと思います。
3028Fが3000系最後の全重検を受けたので最後まで残り、3029Fは6月に廃車となり翌月搬出されました。
「1」運行の札と方向幕と左右の識別灯が誇らしげな3014F。
この頃は廃車が近づいた編成は優先的に急行運用に入れられ最後の花道を飾っていたんですよね。
距離稼ぎという側面も有ったのかもしれませんが。
この頃富士見ヶ丘の改札に置いてあった乗務区作成のフリーペーパーには、
3014Fの引退イベントを企画しているような事が書いてあったと記憶していますが、結局イベントは行われず解体。
3028Fでは7年越し(?)のイベントが行われます。
今回の28Fヘッドマーク付運転で急行灯を付けて走る様子を見ているとそんな当時を思い出したので駄文を書き綴ってみました。