2011年12月6日に元JR東日本203系がインドネシアのジャカルタと郊外を結ぶKRL JABODETABEKで営業運転を開始した。
写真は12月26日にジャカルタコタ駅で撮影した203系マト66編成。BEKASI(ブカシ)線で運用されていました。
試運転時は両先頭車の帯は緑のままでしたが、いつの間にかKCJカラーの帯が貼付けられています。
先頭車側面のKereta Khusus Wanita(女性専用車)ステッカーは貼ってありません。
(12/28 追記)
改造済みのマト51は本線試運転が行われ、デポック電車区で営業運転開始を待っています。
残りのマト52・68は現地化改造が済んだようで電車区で留置され試運転待ち。現在マト69が電車区奥で改造中です。
先頭車のクハ203-106車内に入ってみましょう。
雰囲気は日本時代と変わらず。広告類が入っておらず少々寂しい感じです。
窓には投石された際のガラス飛散防止と冷房効率向上のための黒いフィルムが貼られています。
乗務員室仕切扉はスモークフィルム貼付けの上常時遮光幕が下ろされているため、前面展望は楽しめそうにありません。
女性専用車の両先頭車に男性が立ち入ったらセキュリティスタッフに追い出されると思いますが。
ジャカルタコタに着くとちりとりをもった清掃スタッフが掃き掃除をしていました。
ゴミ収集を生業としていると思われる人も飲料水のボトル等を拾い集めています。
昨日夕方に乗った6126Fは果物の皮や飲料水のボトルなどが転がっていたのは途中駅から乗ったからでしょうか。
砂埃が床にうっすら積もっているのは共通事項ではありますが。