重故障を起こし廃車予定が繰り上げられ、昨年11月末に新木場へ回送されてきた6135F。
修理の上インドネシアに譲渡されるかなと思っていたら、残念ながら解体されてしまいました。
1971年製の一次量産車6102Fが入場中で構内試運転を行っていました。解体される6135Fは1990年製。
輪切りにされた6735号車地面に置かれているのを横目に構内試運転を行う6102F。
鉄骨カッター付きのパワーショベルが鎮座。ボルスタを切り刻んでいたようです。
台車類は到着前に搬出されたようで、途中で台車を積んだトラックを見かけました。
トラックに載せて北関東直行かと思ったら酸素バーナーで切断。アルミ車体だからか炎が青白かったです。
21年で廃車解体。40年経っても現役、この差は一体。
1月中旬時点では6両が線路上に、2両が輪切り。2両が搬出済みでした。
先月末、6135号車の解体が完了しスクラップが積み上げられていました。
まずメトロ側で方向幕やナンバープレートのファン向け部品とチョッパなど予備品の確保が行われ、
解体業者が内装、アスベスト、床下機器の順に撤去し、スクラップにされます。
跨線橋から。6135Fは線路上から消滅しました。
もったいなく感じるのは平成生まれの6000系の解体だからでしょうか。
現時点で廃車は7編成。解体は6110F、03F、35F。譲渡は26F、15F、06F、12F。