オランダ植民地時代の1918年に建てられたTanjung Priok駅。ヨーロッパ調のドーム屋根が特徴です。
歴史ある駅で日本からやって来た電車とインドネシアの列車たちが織りなす不思議な光景が広がっていました。
それではTanjung Priok撮影記をどうぞ。
タンジュンプリオク駅行きの電車は現在休止中なのでアンコタを拾いガタガタ揺られ駅前へ。
まず都営バスのX代エアロスターがお出迎え。ドア全開のトロピカルな走りっぷりで去っていきました。
東京メトロ東西線05系が駅前に。この会社のバスも前々から気になっていたんですよ。
日本メーカーのシャーシに現地の車体を架装しているのでしょうか。8スタッドホイールですし。
どうしてこのカラーリングになったのか気になりますね。熱烈な東西線ファンがいるのでしょうか。
改造前の05系と並べて撮影したかった。
お腹がすいていたのでMakanにしましょうということで駅前の麺屋へ。
外を見るとバスとアンコタが。よく見かけるスズキの軽バンではなく、いすゞのパンサーでした。
日本ではいすゞの乗用車は滅多に見かけませんがこの国には沢山いるようです。
Mie Ayamを注文。
日本では珍しいいすゞの乗用車を眺めつつTeh Botolを飲み出来上がりを待ちます。
お待ちかねのMie Ayam。おいしそうでしょ。
アツアツの麺とスープに、サンバルソースの辛さも相まってすすっていると一気に汗が噴き出してきます。
スープの味もちょうど良くアヤムにもしっかり味がついていてenak-enak。
千代田線6000系が待つ駅へ。前置きが長くなりすぎましたね。
タンジュンプリオク駅は周辺の治安が悪いため駅構内での撮影には許可が必要です。
パクアン急行氏が事前に煩雑な手続きを行っていただいたおかげで撮影許可も取れました。makasih
各電車区の容量が逼迫しているため到着した中古車はこの駅に疎開されています。
10連、しかも新木場で見送ってきた状態のままというのが感慨深いですね。
ドイツマネーで作られた国産車KFW i-9000の4+4が隅に留置されていました。
他の編成はマンガライの無架線地帯に留置されていますがここにもいたとは。
新製から一年以上経過しているものの機器に不具合が有るため未だに営業運転開始できてないんですよ。
日本製の電装品を採用しているKRL-Iは動いているんだから、ボン○ルのなんか使わなければ良かったのに。
中古車輸入禁止はピク誌の記事によると2013年でしたっけ?大丈夫なのかな?
日本にもこんなヨーロッパ風の駅が有ればいいのになぁ。
そんな異国情緒溢れるコロニアルな駅と千代田線の組み合わせが新鮮。
3編成とも10号車が終端を向くように揃えられていました。
前面帯部にはベタッと貼付けられているのはインドネシアの通関書類。
6011号車については剥がされていました。跡が少し残っています。
この近辺は危険地帯のようで気をつけた方が良いとのことです。
昼間だったので不法占拠の桃色テント小屋は無いものの基礎が至る所にあります。
辺りには中間連結器とか限流値増NFB的な何かの袋とか、とにかく怪しいのがたくさん捨ててあるんです。
夜のプリオク罵声バルブ大会とかおもしろそうですね。
バランス感覚のいいIbuが。
普通に地元民の抜け道になっていたり、子供たちが大理石のホームで遊んでいました。
見る分には構わないようですが撮影はするには許可が必要です。
2012年の譲渡は6127Fと6105Fの到着をもって終了となります。来年度以降どうなるのか注目ですね。