2013年4月末、名古屋港にて台鐵TEMU2000型 第3・4編成16両の船積みが行われた。
赤と白のボディがまぶしい台鐵TEMU2000型普悠瑪號の旅立ち。
ジャッキアップポイントに玉掛け用の治具がボルトで取付けられています。
フランジ保護の靴下を履いた台車はU字の金具で治具と固定されています。
中古電車を船積みする場合、鉄骨を四角く組んだ吊り天秤が使われますが、
TEMU2000型の場合はシンプルな吊り具に長めのスリングを組み合わせた物でした。
次々と車両が吊り上げられ船倉の中へ納められていきました。この効率の良さは治具のおかげでしょう。
地上ではオールテレーンクレーンと70t吊りラフターの相吊りでトレーラーへ積込んでいました。
トレーラーはふそうの2デフと低床16輪にターンテーブルを付けて3軸ポールに架台を載せた組み合わせでした。