本家東急では田園都市線から8637Fが引退し、8000系列が走る姿を見れなくなってしまいました。
インドネシアではまだ現役で、2月の滞在期間中は8003Fと8610Fがボゴール線運用で走っていました。
8003Fは前面のみ赤帯の新色になっていていましたが、側面はそのまま。8613Fから始まった赤と黄色の塗装でしたが、その他の形式も新色化が進んでおり、旧塗装は少なくなっています。8000系列は前面の新色化が済んでいます。
月: 2023年2月
道路上の列車レストラン ボゴウォントグルメセンター
インドネシアのジャカルタから列車で東に約640㎞、鉄道車両が生まれる街、マディウンに行ってきました。マディウン駅からバイクタクシーで10分ぐらいのところに、ボゴウォントカリナリーセンターという、道路上に鉄道車両が置かれた列車レストランがあります。
ボゴウォントは通りの名前で、この通りには1980年代までマディウンから南に約30㎞離れたボノロゴ間を結ぶ鉄道が通っていました。2022年に廃線跡を観光目的に活用するためにアスファルトで埋められていた線路を120mほど掘り起こして、INKAからレストラン用鉄道車両を搬入し、一帯の整備が行われました。当初は製糖工場の蒸気機関車を置く計画もあったようですが、結局搬入されたのが、INKAの在庫車両でした。車両の内訳はHolecAC先頭車2両、パノラマ客車のモックアップ1両、高速試験車1両、貨車1両の計5両でした。
改造からすぐに運用離脱してしまったレア車両HolecACを見て乗れるのはここだけです。
夜はライトアップされて映えますので、夕方から夜中にかけていくのが良いでしょう。
中国国鉄DF4C DF4Bによるジャカルタ-バンドン高速鉄道の工事列車
つい先日、約3年ぶりとなるインドネシアに行ってきました。いつもお世話になっているパクアン急行氏とE103系氏が建設中のジャカルタ-バンドン高速鉄道(KCIC KCJB)の工事列車を撮影しに行くということで同行させていただきました。
DF4C 4151(通称:ドラえもん)を先頭に走るバラストホキの返却回送。機関車の先頭部に旧正月の装飾がされているのは、工事列車の運転と作業に従事しているのは中国人労働者だからです。赤い福がドラえもんの赤い鼻のようですね。ドラえもんの次に連結されているのが中国国鉄色のDF4B 6385でした。ホッパ車は中国国鉄のK13系(K13K,K13AK,K13NK)を16両連結し、後部にDF4B 7549を連結していました。
今年7月の開業に向けて作業員たちは昼夜問わずの作業で大変そうですね。
ジャカルタ―バンドン高速鉄道の沿線に行ってみましょう。