ディズニーリゾートライン モノレール 陸送

新年あけましておめでとうございます。
2020年の干支はネズミということもありまして、まずは舞浜リゾートラインのディズニーリゾートラインで活躍するモノレール、リゾートライナーの陸送の模様を紹介します。
ディズニーリゾートライン モノレール リゾートライナー(Type C) 116号車 陸送
これは昨年末に行われた新型のリゾートライナー(Type C)の新車陸送です。
下松の日立製作所で製造され、内航船でディズニーランド近くの港まで輸送され、水切りされたのち、港から車庫までは陸送となりました。
リゾートライナーの特徴は、ミッキーマウスの顔をかたどった側面窓ですが、新型にも踏襲されました。

今回の新型車両はオレンジがベースのカラーでしたが、既存のリゾートライナーは各編成ごとにブルー、イエロー、パープル、グリーン、ピーチのカラーをまとっています。
既存のリゾートライナーたちは、みんなが寝静まった夜に、陸送用の靴に履き替え、魔法の誘導車と魔法のトラクタとにひかれ、宗吾参道のお城に連れていかれました。
続きは既存5編成の陸送の様子です。
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ブエノスアイレス 丸ノ内線500形稼働編成 (2019年3月中旬時点)

アルゼンチン ブエノスアイレス 丸ノ内線500形
フィナーレ500記念号のヘッドマークを掲げて走った637号車も現役。1996年7月20日以来の乗車。あれから20年以上経過しても現役。J.M.Rosas駅にて。

2019年3月中旬にアルゼンチンのブエノスアイレス地下鉄B線で営団丸ノ内線500形の稼働編成を調査した。
稼働が確認できた営団500形は全15編成。編成の内訳はA, C, D, E, G, H, I, K, L, M, N, O, P, Q と S編成。この15編成は黄色いメトロビアス仕様のラッピングだった。2017年時点で赤い塗装姿が確認されているT編成については、滞在期間中の運用入り及び姿の確認ができなかった。
週末土休日ダイヤでの営団500形の運用は1運用のみで、そのほかの運用は全車マドリー出身のCAF6000で運用されていた。また、CAF5000は運用離脱しているようである。

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ブエノスアイレス地下鉄B線500形引退後の進路

リンチ駅の道路の立体交差下に留置されている営団丸ノ内線500形の廃車体 画像はリンチ駅近くの道路の立体交差下に留置されている営団地下鉄丸ノ内線500形の廃車体。この敷地内には500形数両が留置されているが、車体番号は分からなかった。写真の車体はマクラギで組まれたウマの上に仮置きされ、台車が抜かれていた。またステップが取り付けられていないようだ。

現地鉄道情報サイトと自分の足で稼いだ情報をもとに500形廃車後の進路を分かる範囲でまとめた。

Ponen a la venta coches retirados de la línea B
上記ページに32両についての詳細が出ていた。廃車車両の引用すると以下のとおり。

第一陣 697, 917, 903, 904, 918, 624, 687, 619, 911, 912, 916 , 722
第二陣 721, 623, 726, 691, 698, 800 ,633
リンチ駅留置中(当時) 915, 788, 713, 783, 328, 306, 746, 772 , 753
東京メトロ譲渡分 771, 734, 584 , 752

アニェロ 9両
リンチ駅留置分915, 788, 713, 783, 328, 306, 746, 772, 753

ピラル解体業者ヤード12両 (500形2両及び900形2両が番号不明)
第一陣697, 917*, 904, 918**, 624, 619
第二陣 721, 623, 698, 800** ,633

シミーバイーア 1両(900形1両が番号不明)
900形903, 911, 912, 916のどれかと思われる。

東京メトロ譲渡分4両
771, 734, 584, 752

第一陣不明 903, 687, 911, 912, 916, 722
第二陣不明 726, 691

* 推測分
** Pierre2427様が留置を確認されているが今回確認できなかった。 800号車についてはヤード内から搬出されたと思われる。

ブエノスアイレス郊外の解体業者で留置中の営団丸ノ内線500形

アルゼンチンブエノスアイレス地下鉄の墓場
 アルゼンチンのブエノスアイレス市のセントロから約2時間の距離にあるピラル市。その市内にイエロビアル(Hierro Vial)社という解体業者がある。その解体業者のヤード内ブエノスアイレス地下鉄B線で活躍していた営団丸の内線500形の廃車体12両が留置されている。敷地の様子はGoogle Mapsの衛星写真から確認できる。
 業者の入り口に行ったところ、作業員の方々がいたので、挨拶の後、日本の地下鉄の廃車体を見せていただけないでしょうかとお願いしたところ、コチェミツビシ見たいのか!と言われ解体場内を案内していただけることになった。ムーチョグラシアス。

 それでは、アミーゴのあとについて解体場の中へ行ってみよう。
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片道6000ルピアの客車列車で行く、電車の墓場プルワカルタ訪問の旅

プルワカルタ駅 電車の墓場
正月早々Purwakarta駅へ行ってまいりました。山のように積み上げられたエコノミー電車の解体が始まったとの情報を得て、4年ぶりの訪問となりました。
インドネシアの新年はお休みでジャカルタと各地方都市で民族大移動があるため、優等列車は軒並み満席となっており鉄道会社のアプリから予約が出来ない状態でした。
プルワカルタ駅に行く為には、アプリに掲載されていない鈍行列車に乗車するか、高速バスで向かう必要があります。
幸い6000ルピア(約45〜48円)の鈍行列車チケットが購入できたので、TanjungPriok駅から約3時間かけてPurwakarta駅へ向かいました。

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東京メトロ千代田線6000系 6130F Dipo DPへ回送される

2018年12月24日から25日にかけて、インドネシアKCIに譲渡された東京メトロ千代田線6000系6130Fが、CC201機関車とディーゼル救援車のプッシュプルで、Tanjung Priok駅からDepok車両基地へ回送された。
東京メトロ6000系6130F CC201 92 20 Dipo Depok行きKLB
深夜、長いお鼻のCC201を先頭にBNI市駅を通過する6130Fの配給回送。
CC201のライトは闇を切り裂くような眩しさだった。

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