東京メトロ千代田線6000系6130F TPKへ回送される

2018年12月24日、インドネシアKCIに譲渡された東京メトロ千代田線6000系6130Fが、ディーゼル救援車に牽引されPasoso駅からTanjung Priok駅間で回送された。 東京メトロ6000系6130F NR牽引回送 スラム街通過 建築限界など関係ないカオスに迷い込んでしまった6130F。

営団マークと運転台にさよなら装飾を掲げた千代田線6000系が、線路の両脇にスラムがびっしりと並ぶカンポンの中を通過していきます。この線路脇の密度は国内ではまずありません。この場所を通過する時は「建築限界測定車」に化けることもあります。
6130Fについては一連の流れを撮影できましたが、まずはカンポン通過回送から掲載していきます。 続きを読む

MRTジャカルタ電車 第2陣24両がタンジュンプリオク港に到着

2018年8月18日、MRTジャカルタ電車の第2陣24両を積載した貨物船がインドネシアのタンジュンプリオク港に到着しました。
MRTジャカルタ電車 タンジュンプリオク港 水切り
日本では珍しいMANのトラクタが、タンジュンプリオク港でMRTジャカルタの横持を行います。

航空運賃を試しに調べてみると、9月末廃止予定の成田発のLCC直行便が安かったので、乗って残そうLCC直行便ということで、避暑地ジャカルタへ飛びました。
GDP成長率年5%の勢いは凄まじく、新たな鉄道網の整備や既存鉄道の改良も行われており、4年ぶりのジャカルタで浦島太郎状態になってしまいました。
MRTジャカルタが開通すると、少し前に話題になったブロックMへ電車で行けるようになりますよ。スカルノハッタから空港線に乗り、新スディルマン駅で乗り換えればブロックMはすぐです。

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2017年で最も印象的な陸送

毎々お世話になっております。
2017年3月山口県下松市で、イギリス向けIEP Class800 高速鉄道車両を昼間に陸送するというイベントが行われました。
英国向け IEP Class800 高速鉄道車両 昼間陸送
この陸送は下松市が主催となり、「ものづくりのまち下松」の誇る技術を結集して生産された鉄道車両が、鉄道発祥の地イギリスへ旅立つ様子を皆さんにご覧になっていただきたいという目的で行われました。

鉄道車両陸送の許可条件で、原則として夜間走行となるため、昼間の陸送は滅多に見ることができません。
昼間に陸送を行うのは貴重ということで、サンライズ出雲とスーパーおきを乗り継いで下松へと向かいました。
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アルゼンチンから帰ってきた赤い丸ノ内線500形

2016年7月に丸ノ内線500形の584, 734, 752, 771号車がアルゼンチンから帰国し、中野工場へ到着しました。
584, 734, 771号車は、車体の復元と修繕のため2017年3月から8月にかけて新木場CRに入場していました。
営団地下鉄丸ノ内線500形 771号車 中野工場搬出
写真は2017年3月に撮影した中野工場搬出作業。
方向幕、全面窓の編成表記、側扉上や窓のステッカーはB線時代のままでした。
入場前は上の写真のように肌が荒れくすんでいましたが、出場時は赤くつやつやの肌で出場しました。

帰国から新木場CR出場までを振り返ります。
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東京メトロ千代田線6000系6121F陸送

2017年5月第2週に東京メトロ千代田線6000系6121FがインドネシアKCJ譲渡のため、
新木場車両基地から東京木材埠頭へ陸送された。
東京メトロ6021号車 箱根登山鉄道110号陸送
6121F陸送2日目には箱根登山鉄道モハ2形110号陸送とスライド。
ありそうでなかった千代田線と箱根登山鉄道の並び。

東京メトロ6621号車 箱根登山鉄道110号陸送
110号の輸送船団は千代田線陸送右折ポイント付近のブロックに投錨。
この絶妙な停泊位置のおかげで貴重なシーンを見ることができました。

110号はこの後ポッポの丘へ向けて出発してきました。

東京メトロ千代田線6000系 6119Fが陸送される

2017年2月初旬、東京メトロ千代田線6000系6119FがインドネシアKCJ譲渡のため、
新木場車両基地から東京木材埠頭へ陸送された。
東京メトロ千代田線6000系6119F 6019号車 陸送
Tahun 2017調達分6000系の輸送が始まりました。

-SHIPPING MARK-
側窓に貼付されたシッピングマーク。
去年に引き続き、今年も分母の記載がありません。

京王電鉄 検測編成にサヤ912が組み込まれる

2016年6月初旬、総合車両製作所から陸送され、若葉台車両基地へ搬入されたサヤ912が検測編成に組み込まれた。
京王電鉄 検測編成 UNIMOG入換
組成は下り方からデヤ902-サヤ912+クヤ911+デヤ901となりました。
サヤ912の連結器についてですが、上り新宿方は密着連結器でしたが、下り方は棒連結器でした。
デヤ902とサヤ912の分割はないと思われますので、検測は原則4両編成で行うということでしょうか。
クヤ911とデヤ901の連結器は密着連結器だったので、資材運搬時にはクヤを編成から抜くことを考慮しているのでしょうか。
車体については陸送の記事で触れたとおり、まな板形状で側面両端に脱着式の柵があります。
また下り方の柱の側面にはランプのようなものが付いていました。陸送時トラクタ側だった銘板部は新宿方となっています。
台車はボルスタレスのTS-1018Aで、4軸あるうち連結面寄りの2軸が輪重横圧測定用と思われるスポーク輪軸になっていました。

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京王電鉄 資材運搬用貨車 サヤ912が陸送される

2016年6月初旬、京王電鉄の資材運搬用貨車サヤ912が、総合車両製作所横浜事業所から京王電鉄若葉台車両基地へ陸送されました。
京王電鉄 サヤ912 陸送
これが新しい座席指定車「京王新5000系」の姿だ!
新5000系の外観はシャープな正面形状、正面のカラーリングに黒を用いたスマートさが特徴ですがどれもあてはりません。

今回陸送された車両は、既存の車両との明確化はばっちりですが、フラットな床面形状、グレーを用いたフレートな感じです。
形式表記板によると型式はサヤ912とのことです。自重は23t。定員の記載は無く、積載量は15t。
15t積めるとなると大型平ボデーと同じぐらい積載できます。
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