北陸鉄道浅野川線8000系8802編成が井の頭線当時のアイボリーに

2022年6月20日に北陸鉄道が浅野川線8000系8802編成を引退記念の一環として京王井の頭線当時を再現したアイボリーホワイトカラーにすると発表し、2022年7月9日のイベントでアイボリー化された8802編成がお披露目されました。2022年9月24日の引退までに、撮影会等のイベントや引退HM付きの運行が行われました。

北陸鉄道浅野川線8000系8802編成 京王井の頭線アイボリーカラー
オレンジからアイボリーに塗り替えられ、遠くから見ると3002Fのよう。

北陸鉄道浅野川線8000系8802編成 京王井の頭線アイボリーカラー
アイボリーの8802編成が北鉄金沢の渋谷駅感を増幅させております。

北陸鉄道浅野川線8000系8802編成 京王井の頭線アイボリーカラー
製造銘板は車体側面に取り付けられた製造銘板。昭和38年東急車輛製。還暦を迎える前に引退。

北陸鉄道浅野川線8000系8802編成 京王井の頭線アイボリーカラー
内灘駅にて。左は最後の広幅車の8902F。8901Fと8903Fは03系に置き換えられて廃車搬出済み。
もう一本ある狭幅車の8801Fは重故障が発生したようで運用離脱中。検修庫に留置されていたため顔は拝めず。
2022年の1月末には銚子電鉄の2002Fが走行不能となり、予備車も検査中で、2002Fの部品手配と修理が完了するまでの一週間ほど朝の列車が運休になってましたし、この世代の車両の部品供給は厳しいのかもしれません。
8801Fの場合、8802Fが廃車になれば部品が確保できそうではありますが。

北陸鉄道浅野川線8000系8802編成 京王井の頭線アイボリーカラー
ステンレスが西日で染まります。

京王れーるランドに車両展示場新設

京王れーるランド新設工事 建築計画概要
twitterで50RT以上されたネタ。2013年に100周年を迎える京王が動きだしました。
多摩動物公園駅改良工事にあわせ「(仮称)京王れーるランド整備工事」が行われる模様。
駅舎とれーるランドは現在トイレなどがある南東に新設され、
かつてデハ2410が保存されていた場所の南側に車両展示場が設置されるようです。
車両展示場の計画位置は現在駐車場となっており、今後車両展示に向けて整備が行われるのでしょう。
具体的な新設時期や展示内容は今のところ不明ですが、
「実車シミュレーター、ジオラマ等を展示」「列車車体を展示」と建築計画概要に記されています。
入場無料の広報施設から他社の博物館の様な形態になるのでしょうか。

注目は展示車両、候補としては。
若葉台車両基地の片隅で保留中の京王線6030系デハ6438。
京王重機整備北野事業所で保管中の井の頭線3000系クハ3719と、
カットボディの6020系クハ6722とクハ6772の先頭部でしょうか。
カットボディについては実車シミュレーター化される可能性もありそうです。
京王資料館の保存車3両についても移設されるかどうか処遇が気になります。

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