本家東急では田園都市線から8637Fが引退し、8000系列が走る姿を見れなくなってしまいました。
インドネシアではまだ現役で、2月の滞在期間中は8003Fと8610Fがボゴール線運用で走っていました。
8003Fは前面のみ赤帯の新色になっていていましたが、側面はそのまま。8613Fから始まった赤と黄色の塗装でしたが、その他の形式も新色化が進んでおり、旧塗装は少なくなっています。8000系列は前面の新色化が済んでいます。
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伊豆急行8000系 TB-7編成 インドネシア通勤鉄道(KCI)ラッピング貸切
2021年11月14日にインドネシア通勤鉄道(KCI)カラーの伊豆急行8000系TB-7編成の貸切列車が伊豆高原~伊豆急下田間で運転され、伊豆高原車両基地内と伊豆急下田駅留置線では撮影会が行われました。
これは、伊豆急8000系貸切団体募集(伊豆急行線開業60周年企画)でインドネシア鉄道の愛好家(ジャカルタ鉄)の団体が貸切り、11月14日の貸切のためだけに8007号車の前面をKCIカラーで装飾しました。
なお、日本国内をKCIカラーの電車が走るのは初めてのことです。KCIカラーで貸切列車を走らせることについてはインドネシアのPT Kereta Commuter Indonesia社の許可を受けています。
片瀬白田駅停車中のKCIカラーの8007号車。スカートも赤くしました。
参考に2019年に撮影した8004号車。前面の車体番号は東急フォントとなっています。
東急8000系・8500系列の中で、8004号車のみ投石を受けても割れにくいポリカ製の窓に交換されたため、投石避けの金網が撤去されています。
2020年の検査で貫通扉のKCIロゴと側面の女性専用車装飾の撤去されました。
日本国内のみならずインドネシアの鉄道ファンの間でも話題となったこの貸切。現地鉄道ファンの間でも伊豆急の知名度が向上しました。彼らもいつか伊豆急を訪れてくれるといいですね。PKDヘルメットを被った参加者がおり、それがツボにハマっている現地ファンもいました。
Covid-19の感染拡大により気軽に海外に渡航できない日が続いているので、日本国内でKCIカラーの電車を走らせてみようということでプロジェクトがスタートしました。
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