伊予鉄道向けの3000系が出荷され敷地内に鉄道車両が無い日々が続いていた北野事業所ですが、
廃車となった都電7500形7510号車が搬入されていることを確認しました。
側面は広告のラッピングシートが中途半端に剥がされ痛々しい様子でしたが、
ここに運び込まれたということは整備してどこかで保存するのかもしれないですね。
ちなみに江戸東京建物園の都電7514号車の整備も京王重機の担当でした。
松山+都電というキーワードで夏目漱石の小説、坊っちゃんを連想したわけですが、主人公が学校を卒業し、
松山に教師として赴任するもいざこざがありすぐに辞職し、東京に戻り街鉄の技手(都電の運転士)に再就職するんですよね。
先日搬出された伊予鉄3007Fと3008Fも編成が組まれ深夜に建築限界測定などを行ったようです。
また検査表記が12月になっていたので来月に営業運転開始となりそうです。
都電7506号車が台東区に譲渡され池之端七軒町電停跡の池之端児童遊園に保存されています。
写真は公園造成中の2008年3月撮影。現在車両は柵で囲われている。