ブエノスアイレス 丸ノ内線500形稼働編成 (2019年3月中旬時点)

アルゼンチン ブエノスアイレス 丸ノ内線500形
フィナーレ500記念号のヘッドマークを掲げて走った637号車も現役。1996年7月20日以来の乗車。あれから20年以上経過しても現役。J.M.Rosas駅にて。

2019年3月中旬にアルゼンチンのブエノスアイレス地下鉄B線で営団丸ノ内線500形の稼働編成を調査した。
稼働が確認できた営団500形は全15編成。編成の内訳はA, C, D, E, G, H, I, K, L, M, N, O, P, Q と S編成。この15編成は黄色いメトロビアス仕様のラッピングだった。2017年時点で赤い塗装姿が確認されているT編成については、滞在期間中の運用入り及び姿の確認ができなかった。
週末土休日ダイヤでの営団500形の運用は1運用のみで、そのほかの運用は全車マドリー出身のCAF6000で運用されていた。また、CAF5000は運用離脱しているようである。

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ブエノスアイレス地下鉄B線500形引退後の進路

リンチ駅の道路の立体交差下に留置されている営団丸ノ内線500形の廃車体 画像はリンチ駅近くの道路の立体交差下に留置されている営団地下鉄丸ノ内線500形の廃車体。この敷地内には500形数両が留置されているが、車体番号は分からなかった。写真の車体はマクラギで組まれたウマの上に仮置きされ、台車が抜かれていた。またステップが取り付けられていないようだ。

現地鉄道情報サイトと自分の足で稼いだ情報をもとに500形廃車後の進路を分かる範囲でまとめた。

Ponen a la venta coches retirados de la línea B
上記ページに32両についての詳細が出ていた。廃車車両の引用すると以下のとおり。

第一陣 697, 917, 903, 904, 918, 624, 687, 619, 911, 912, 916 , 722
第二陣 721, 623, 726, 691, 698, 800 ,633
リンチ駅留置中(当時) 915, 788, 713, 783, 328, 306, 746, 772 , 753
東京メトロ譲渡分 771, 734, 584 , 752

アニェロ 9両
リンチ駅留置分915, 788, 713, 783, 328, 306, 746, 772, 753

ピラル解体業者ヤード12両 (500形2両及び900形2両が番号不明)
第一陣697, 917*, 904, 918**, 624, 619
第二陣 721, 623, 698, 800** ,633

シミーバイーア 1両(900形1両が番号不明)
900形903, 911, 912, 916のどれかと思われる。

東京メトロ譲渡分4両
771, 734, 584, 752

第一陣不明 903, 687, 911, 912, 916, 722
第二陣不明 726, 691

* 推測分
** Pierre2427様が留置を確認されているが今回確認できなかった。 800号車についてはヤード内から搬出されたと思われる。

ブエノスアイレス郊外の解体業者で留置中の営団丸ノ内線500形

アルゼンチンブエノスアイレス地下鉄の墓場
 アルゼンチンのブエノスアイレス市のセントロから約2時間の距離にあるピラル市。その市内にイエロビアル(Hierro Vial)社という解体業者がある。その解体業者のヤード内ブエノスアイレス地下鉄B線で活躍していた営団丸の内線500形の廃車体12両が留置されている。敷地の様子はGoogle Mapsの衛星写真から確認できる。
 業者の入り口に行ったところ、作業員の方々がいたので、挨拶の後、日本の地下鉄の廃車体を見せていただけないでしょうかとお願いしたところ、コチェミツビシ見たいのか!と言われ解体場内を案内していただけることになった。ムーチョグラシアス。

 それでは、アミーゴのあとについて解体場の中へ行ってみよう。
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アルゼンチンから帰ってきた赤い丸ノ内線500形

2016年7月に丸ノ内線500形の584, 734, 752, 771号車がアルゼンチンから帰国し、中野工場へ到着しました。
584, 734, 771号車は、車体の復元と修繕のため2017年3月から8月にかけて新木場CRに入場していました。
営団地下鉄丸ノ内線500形 771号車 中野工場搬出
写真は2017年3月に撮影した中野工場搬出作業。
方向幕、全面窓の編成表記、側扉上や窓のステッカーはB線時代のままでした。
入場前は上の写真のように肌が荒れくすんでいましたが、出場時は赤くつやつやの肌で出場しました。

帰国から新木場CR出場までを振り返ります。
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