朝まで行われた激闘のオロネ25 901搬入編。
以前、張り出されていた作業予定表を見たときに、この敷地にどうやって搬入するのか気になってました。
本当にギリギリ、慎重に敷地内へ納めます。出番を待つクレーンオペレーターの方々も見守っていました。
見事敷地内に納まり、台切り。トレーラーとトラクタをつなぐドローバーは12t吊りラフターで撤去。
台車を積んだトラックも歩道寄りに移動。
65t吊りのクレーンが据え付けられました。南側の相番機は50t吊りです。
大宮から木場を走った陸送用のポールトレーラーの撤去が始まり、平行して台車が卸ろされます。
いよいよ台車の据付けにかかりましたが、ブレーキ不緩解で動かないという予想外の事態が起ったようです。
ジャンパ線に書かれた文字がKEIOに見えました。疲れが出始めたのでしょう。
搬入を見に来た近所の某氏も死にそうな顔してましたので、家まで送り届けてくることに。
さて、プロが用意した回答は、ジャッキアップしてコロに載せて動かす、でした。
本来ならばレールのように敷かれた角材の上を台車が搬入された南側からこちらへ転がす予定だったそうです。
こうして台車は4つのくぼみに収まり、車体の卸しが始まります。
夜明け前になるとにさらに冷え込んできて暖かいものが食べたくなりました。
という訳で深夜のカップラーメンソリューション。オロネを見ながら食べるラーメンは(゚д゚)ウマー。
寒くなってきたので交代で作業の様子を見守り、動きが有ればお互い連絡して駆けつけることに。
長い夜が明けてきました。早朝の散歩やランニングにやってきた地元の方々は一夜にして現れた客車に興味津々。
車体が台車に載るまであと少しという所でしたが、吊り天秤と建物の足場が接触するおそれがあるとの事。
そして台車に載せ終えた南側のスリングを組み合せ延長。作業終了まであと少し。
激闘の末、待ちに待った感動の「レールオン」。かなり見応えのある搬入でした。
作業に携わった皆様、寒い中の作業本当にお疲れさまでした。
オーナーから撮影を依頼を受けたプロフォトグラファーのO様、映像担当のE様、大宮から大変お世話になりました。
楽しいお話をお聞かせいただいてありがとうございました。
私はこれにて撤収しました。