2025年2月1日より、ウォノギリ線のバタラクレスナ号が、INKA製のレールバスに代わり、日本製ディーゼルカーのKRD MCW302で運行されるようになりました。MCW302の定期運用は、この路線が唯一ですので、座席夜行列車で約7時間かけてジャカルタからソロへやってきました。
本日の編成は、ウォノギリ方から、1号車 K1 3 82 01 SLO 40PNP、2号車 K1 3 82 03 SLO 40PNP、3号車 K1 3 87 01 SLO 16PNP (トイレ・発電機付き)の三両でした。全車冷房化とリニューアルがされているため、とても快適です。
この列車の始発駅、プルウォサリ駅の留置線には、MCW302改造のレールクリニックも留置されていました(写真右)。
終点のウォノギリ駅までは約1時間の道のりです。プルウォサリ駅からソロコタ駅間は併用軌道となっており、フルサイズの気動車が自動車やバイクと一緒になって約20分かけて走る区間が見所です。運賃は、補助金が投入されているため、4000ルピアとかなり安価です。 続きを読む
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東京メトロ千代田線6000系6130F TPKへ回送される
2018年12月24日、インドネシアKCIに譲渡された東京メトロ千代田線6000系6130Fが、ディーゼル救援車(NR Djoko Tingkir)に牽引されPasoso駅からTanjung Priok駅へ回送された。
建築限界なんて関係ない混沌とした線路に迷い込んでしまった6130F。
営団マークと運転台にさよなら装飾を掲げた千代田線6000系が、線路の両脇にスラムがびっしりと貼りついたカンプンの中を通過していきます。この線路脇の密度は日本国内ではまずありません。トタンの庇や軒先に吊るされた洗濯物に接触しながら走る様子は「建築限界測定車」のよう。
6130Fについては、一連の流れを撮影できましたが、まずはカンプン通過回送から掲載していきます。 続きを読む